山形さくら町病院/かみのやま病院 広報誌
室内でどなたでも楽しくできる指運動があります。「うさぎとかめ」の歌に合わせて、親指と小指を交互に動かすだけの簡単な運動です。
悠ゆうでは、直径3.5cm、長さ40cm程の筒状の新聞棒を使ってストレッチを行っています。椅子に座って、ゆっくり筋肉を伸ばしていき、気持ちよく伸びたと感じたところ所で止めます。この時、呼吸は止めないようにします。腕や足を軽く新聞棒でたたいて筋肉を刺激します。また、広い和室で仰向けや横向きに寝て行うストレッチも「腰」や「お腹」など身体の中心部の運動に適しています。
高齢者や認知症の方が運動する場合は身体を動かすことで、心もリラックスすること。音楽を聴きながら、楽しく行うこと。マイペースを守り、無理せず少しずつ行うことが大事です。
そういう意味で、道具や音楽も取り入れて楽しく笑顔で運動することが、認知症の進行予防につながると思います。元気な笑顔、大集合!!
どなたも一度、悠ゆうに見学においでください。
認知症患者デイケアセンター 科長 早坂 真弓